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原田拾六 作 「備前手桶向付」
(商品No. 4088)
80,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
備前の偉大なる功労者、桂 又三郎先生と共に古備前を研究され「末恐ろしい」と言われた鬼才、原田拾六先生の前作の備前手桶向付です。平成12年までの陶歴が同梱されており、その頃に制作されたものであると思います。原田拾六先生の代表的な造形の一つである手桶を、サイズ的に使いやすい向付としてリファインされています。よく焼き込まれた黄胡麻と紫蘇色は見た目の豪快さも然ることながら、何よりも食材の色をぐっと引き立てる備前の利点を凝縮したような色合いになっています。使用時にたっぷりと水を染み込ませておくことで、古の茶人達が愛した備前本来の美しい肌合いをたっぷりと楽しむことが出来ます。(汚れや使用感などは殆ど感じられませんが前作ですので予めご了承下さい)
■作品の概容
共箱(二方桟)
手付け部分含む径25.4cm×径16.5cm×高さ10.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2016-05-17
■作者(原田拾六)について
原田拾六先生は明治大学卒業後に会社勤めをされていましたが、1969年から作陶をはじめました。1971年に小穴窯、翌年に登窯を築き本格的に作陶を開始されました。1975年から古備前研究家の桂又三郎氏の指導で古窯跡を尋ね古備前を研究しました。1991年に牛窓・阿弥陀山に穴窯を築きました。壺、茶道具、葉皿等を制作しました。紐づくりを中心に、一部轆轤挽きによる制作もされています。東京や大阪などで各地で個展を開催しました。1983年にはオーストラリア国立民族博物館で布志名焼の舟木研児氏と二人展を開催されました。2000年日本陶磁協会賞を受賞されました。2002年岐阜県現代陶芸美術館開館記念展に出品し作品が収蔵されました。2005年にはアメリカ・ニューオリンズ・ミュージアムアートに収蔵されています。
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