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金重晃介 作 「備前耳付花入」
(商品No. 4227)
200,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖、人間国宝 金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の前作の極上の備前花入です。昭和60年1月までの陶歴書が同封されており、その頃に制作されたものであると推測されます。何とも上品なグレーの灰被り窯変に強い緋色の出た抜けが合わさり、文字通り極上の景色が展開された花入です。土の良さを証明するような緋色は数センチ単位でどんどん色を変化させており、花を飾るものでありながらもその肌の美しさ自体に見入ってしまう程です。現在の最新作と比べても全く遜色のない巧みな箆削りが作品全体に躍動感を与えており、特に正面にある「√」のような高さを変えた削りは流れるような美しさがあります。
■作品の概容
共箱(四方桟)
耳含む径18.3cm×径15.0cm×高さ23.8cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2016-08-26
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は人間国宝 金重陶陽先生の三男です。1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業。1970年、同大学院彫刻科を修了しました。1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に帰郷しました。1982年に登窯を築いています。オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを製作しています。1991年、岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を製作。1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。1997年に備前焼パリ展に出品。東京・大阪など各地で個展を開いています。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
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