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屋代剛右 作 「備前片口鉢」
(商品No. 4712)
4,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
伊部の地にて備前焼に携わる事を夢見て下積み時代を過ごし、ついに伊部の地に念願の築窯を果たしてデビューした屋代剛右先生の備前片口鉢です。伊部の地に生まれ育ち、伊部の地に散っていった数々の陶工たちの作品に惚れ込み、備前焼を生涯の仕事と定めた屋代先生らしい直球勝負の備前焼です。やや緑色掛かった渋いカセ胡麻に、これまた絶妙な味わいの橙色から紫蘇色へとグラデーションする土味が合わさり、登り窯でしか出す事の出来ない繊細かつ優美な味わいとなっています。初期段階では酒器としての使用を想定していたそうで、注ぎ口の形状故に食器としたそうですが、その分非常に良く作り込まれている作品です。ポツポツと作品に打ち込まれた指跡から、ゆっくりとゆっくりと土を立ち上げたことが分かり、この作業により作品全体の角が取れて丸く柔らかな存在感を手に入れています。可愛らしい口のデザインもあって食卓を賑やかにしつつ、備前食器の楽しさを教えてくれる良い作品です。
■作品の概容
紙箱
径14.1cm×12.4cm×高さ7.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2017-09-03
■作者(屋代剛右)について
屋代剛右先生は昭和54年に北海道札幌市で生まれました。平成12年頃から備前市伊部の各窯元や作家の下で修行されました。平成28年9月に伊部の地に築窯し独立しました。
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