人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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伊勢崎 満 作 「備前緋襷茶碗」

伊勢崎 満 作 「備前緋襷茶碗」

(商品No. 4840)
40,000 円(税込)

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■作品の特徴

備前焼を愛し備前に多大なる貢献をした名工、伊勢崎満先生の備前緋襷茶碗です。緋襷焼成に定評のある伊勢崎家らしく、もぐさ色の味わい深い土味に桃山調の見事な緋襷が掛かった作品です。無釉焼き締め陶の備前焼の中でも、緋襷は肌に掛かる自然釉すらも避けた剥き出しの肌を見せるものであり、土の良さとそれを引き出す窯焚きの妙味を知り尽くした満先生の熟練の技が光っています。若い頃に制作された作品でありますが既に円熟した陶技の片鱗を覗かせており、やや口が窄まった格好の柔らかな胴の立ち上がりは晩年期の満先生そのままです。逆に高台は若々しさがよく出ており、かなり高めに作られ力強い印象を受けます。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径12.2cm×径12.1cm×高さ8.4cm

■作品画像

伊勢崎 満 作 「備前緋襷茶碗」 #1 伊勢崎 満 作 「備前緋襷茶碗」 #2 伊勢崎 満 作 「備前緋襷茶碗」 #3 伊勢崎 満 作 「備前緋襷茶碗」 #4 伊勢崎 満 作 「備前緋襷茶碗」 #5 伊勢崎 満 作 「備前緋襷茶碗」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2017-12-07

■作者(伊勢崎 満)について

伊勢崎 満先生は1934年に無形文化財 伊勢崎陽山先生の長男として生まれ、幼少より父に陶技を習い岡山大学特設美術科彫塑を専攻されました。茶陶の本格派として桃山風の造形や土味、焼成を追及。作品によって登窯と中世の穴窯を使い分け、電気窯やガス窯は使わず、松割木による焼成にこだわられています。1964年日本工芸会正会員となり1974年には金重陶陽賞を受賞されました。1994年に山陽新聞文化功労賞、1998年第15回田部美術館大賞を受賞されました。同年3月県指定重要無形文化財保持者に認定されました。2011年8月、77歳でお亡くなりになられました。
受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化奨励賞、山陽新聞賞、岡山日日新聞芸術文化功労賞、茶の湯の造形展大賞など多数/県展招待


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