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山本陶秀 作 「備前徳利」
(商品No. 4858)
180,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
神業と呼ばれた他の追随を許さない素晴らしい技を持ち、名品を数多く作り上げた人間国宝 山本陶秀先生の備前徳利です。陶秀先生が晩年に使用したマの陶印となっており、轆轤の名人らしい円熟した陶技を見ることが出来ます。左右対称で歪みのない膨よかな胴に小振りな口造りが合わさり、特別な意匠を施していなくとも陶秀先生と一目で分かるのは流石です。焼きに関しても陶秀先生の特徴がよく出ており、黒い胡麻が霧のように肩へ降り掛かり、その上から黄色の胡麻が乗り人目で山本備前と分かる景色を形成しています。金彩の出た土味も美しく、酒を擦り込みながらいつまでも愛でていたくなります。
■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁3.2cm×胴径8.9cm×胴径8.8cm×高さ13.1cm 容量 約430cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2017-12-20
■作者(山本陶秀)について
山本陶秀先生(1906年〜1994年 備前市伊部生まれ)は大正10年に陶芸の世界に入り、1933年に築窯して独立しました。その後京都の陶芸家、楠部弥一氏に師事して技を磨きました。戦後は北大路魯山人やイサム・ノグチらと交友を深めました。「ろくろの陶秀」と呼ばれるほどろくろ技術に優れ繊細な作品を制作し、茶入を主に茶陶の製作も意欲的に取り組み茶陶の名工としての地位を確立。特に茶入を好み、多く手掛けていました。1987年に国指定重要無形文化財保持者となりました。1992年、「六古窯の旅・人間国宝 山本陶秀展」を開催しました。
主な受賞歴・・・岡山県文化賞、三木記念賞、山陽新聞賞、中国文化賞、毎日芸術賞、備前市功労賞、紫綬、紺綬褒章、勲四等瑞宝章、備前市名誉市民
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