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二代 藤原楽山 作 「青備前菊香炉」
(商品No. 4954)
290,000 円(税込)
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■作品の特徴
名工 初代藤原楽山先生の三男として生まれ、様々な名品を作り上げた二代藤原楽山先生の青備前菊香炉です。底部の陶印が重扇となっており、晩年期よりも前の楽山先生が比較的若い頃の作品であると思われます。それでいて作行の見事さと細工の緻密さは傑出したものがあり、若かりし頃であっても既に名人の域に達していたことが分かります。特に菊香炉の核となる蓋部分の細工は圧巻で、垂れるような菊の葉の柔らかな質感、まるで最新の機会でプレスしたかのような均一な穴抜きによる菊の花は見事という他ありません。備前でも珍しい塩窯による淡いグレーの肌も、緻密かつ格調高い細工によく似合っています。(※香を焚いて使用されていました)
■作品の概容
販売店箱(二方桟)
耳含む径18.8cm×径13.5cm×蓋含む高さ11.7cm
■作品画像
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公開日時:2018-02-20
■作者(二代 藤原楽山)について
二代 藤原楽山先生は、名工 初代藤原楽山先生の三男として生まれました。早くから父に師事して陶技を習い、1930年、父の没後、二代目 楽山を襲名されました。「茶碗と香炉の楽山」との呼び声高く、1948年、国の丸技作家に認定され、1954年、岡山県重要無形文化財作家となられました。岡山日日新聞芸術文化功労賞や勲六等単光朝日章も受賞されています。1996年9月3日に亡くなられました。
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