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越智富雄 作 「備前酒呑」
(商品No. 4966)
8,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
安倍安人先生のもとで黙々と窯焚きに励み、未だ満たされぬ想いを陶にぶつける越智富雄先生の新作備前酒呑です。茶碗風の造形となった新作酒呑で、どっしりとした大振りの造形は大変風格があります。安倍安人先生より学んだ焼成を活かし、枯れた肌合いと濡れたような肌合いという相反する要素が同居する独特の肌を焼き上げています。霜が降りてきたような独特の桟切りも特徴的で、越智先生の窯焚きの特異性を物語っています。安倍安人先生と同じく貫入が入るまで厚みをもたせた黄胡麻が実に良い味わいで、全身に細かく飛び散ることで程良いアクセントとなっています。
■作品の概容
共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります)
径6.9cm×径6.5cm×高さ6.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-03-03
■作者(越智富雄)について
越智富雄先生は1949年に愛媛県で生まれ、愛媛県立新居浜工業高校を卒業しました。
1969年からは会社勤めの傍らで鷹美術で絵画と彫刻の勉強に励みました。
1976年に愛媛県にて安倍安人先生の窯焚きの助手を務めながら薫陶を受けました。
1998年に岡山県瀬戸内市牛窓の安倍安人先生の工房敷地内にご自身の窯を築窯されました。
彫刻や絵画を学んだ経験を生かしながら備前焼作りに取り組まれています。
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