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正宗 悟 作 「備前湯呑」
(商品No. 5057)
12,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古備前の味わいを現代風に再現し、多くの人々を虜にした正宗 杜康先生の悟時代の備前湯呑です。古備前を始め古陶磁全般に精通していた正宗先生らしい、古備前の良さを現代の作品の中に上手く落とし込んだ作品となっています。正宗作品に多く見られる竹節風の意匠が施されており、轆轤の伸びやかさと持ちやすさを両立させています。桟切りと土味を中心とした渋い焼き上がりが特徴で、研究熱心だった正宗先生らしく土の良さが光る仕上がりとなっています。内側には一部金彩緋襷も現れており、見れば見るほど発見のある面白い焼き上がりになっています。
■作品の概容
共箱(落し蓋)
左:径7.3cm×7.3cm×高さ8.4cm
右:径7.7cm×7.6cm×高さ8.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-05-29
■作者(正宗 悟)について
正宗杜康(悟)先生は窯元に勤めていた祖父の勧めで陶芸の道を志しました。高校卒業後に備前陶芸センターに入所し陶技を学ばれました。1977年、備前市伊部に築窯し独立しました。花入、扁壺、徳利などを制作。ろくろづくりが主体で古備前風な作風が特徴です。1983年に日本工芸会正会員に。1997年、焼き締め陶公募展大賞、2000年には茶の湯の造形展優秀賞に輝きました。東京、横浜など各地で個展を開いています。2005年、正宗杜康と改名されました。2006年11月、53才の若さでこの世を去られました。
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