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中村六郎 作 「備前湯呑」
(商品No. 5065)
40,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
備前が誇る伝統工芸士で、酒器作りの神様と謳われた中村六郎先生の備前湯呑です。全体が六郎先生らしい夕焼けのような色合いに染まっており、見ても使っても育てても楽しめる素晴らしい土味が主役となった湯呑です。中村家の湯呑と言えばこのどっしりとした末広がりの形で、手にとって見れば大きさの割に大変収まりが良く、何気ない造形ながらも六郎先生が考え抜いた造形である事が伺えます。二つ並んだ石爆ぜの配置が実に面白く、まるで夜空に浮かぶ二つ星のようです。大振りで径も広いことから焼酎呑としても使用できます。(※使用感がややありますが汚れはありません、前作ですので予めご了承下さい)
■作品の概容
共箱(二方桟)
径9.0cm×径8.9cm×高さ8.6cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-06-03
■作者(中村六郎)について
中村六郎先生は1914年に岡山県備前市で生まれました。
終戦までは会社勤めをされていましたが、金重陶陽先生に薫陶を受け窯焚きの技術等を習得されました。
その後、1961年に六郎窯を築いて独立されました。
1986年には伝統工芸士に認定され、同年岡山日日新聞賞を受賞されました。
1989年には春の叙勲で勲七等青色桐葉章を受章されました。
酒器を中心に花器や茶器などを制作されており、特に酒器は愛陶家から好評を得ていました。
2004年4月に逝去されました。
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