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川端文男 作 「備前ぐい呑」
(商品No. 5078)
13,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
グラフィックデザイナーから備前焼作家へ転身し、土の持つ可能性を引き出した独創的な作品を手掛ける川端文男先生の自然練り込みの備前酒呑です。原土の状態での土の成分のバラつきを敢えてそのまま利用し、成分の違いによってマーブル状の肌となった自然練り込みの酒呑です。何よりも特徴的なのはそのマーブル状の色合いですが、実は練り込み作品は質感も非常に良くなっており、柔らかな和紙や最高級の土壁のようなしっとりとした得も言われぬ質感となっています。また手作りを活かした輪花型の造形となっており、造形と土質が柔らかで繊細な雰囲気に統一されています。ほんのりと出た緋襷も実に風情があります。(※平成19年頃の陶暦書が同封されていますが、使用感や汚れは全くありません)
■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.1cm×7.0cm×高さ5.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2018-06-15
■作者(川端文男)について
川端文男先生は東京の画廊で出合った備前焼の土味に惹かれ、グラフィックデザイナーから転身。1975年に窯元六姓の名門金重利右衛門先生に師事し、7年余に亘り伝統的な備前の技法を修業しました。修行中の1979年、秀れた才能を見せ日本伝統工芸展に入選しました。1982年には伊部小家谷に窯を築き独立しました。初窯で日本伝統工芸展に再度入選し、1986年には日本工芸会正会員に認定されました。手びねりや紐づくりで、造形作品から食器まで幅広く制作。胴体を空洞にした「開放された壺」シリーズで、備前焼の世界に新風を吹き込みました。90年には茶の湯の造形展で大賞を受賞されています。
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