人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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金重道明 作 「伊部徳利」

金重道明 作 「伊部徳利」

(商品No. 5347)
150,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重陶陽先生の長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の伊部徳利です。道明先生晩年期の作品で、金重陶陽先生の技を見事に継承した静謐な造形と土味が見事です。彫像のように凛々しく引き締まった肩口の造りと、まるで満月のように魅惑的な曲線美を見せる柔らかな腰の造りが奇跡的に同居しており、父であり師である金重陶陽先生の作風を彷彿とさせます。道明先生らしい丁寧な仕事ぶりも見事で、口の裏から底部の見えないところまできっちりと造り込まれています。一つの焼きが主役となるタイプではなく、緋色・金彩・胡麻・土味・桟切がそれぞれに鬩ぎ合うように発現し不思議な景色を形成しています。(口縁部に焼成時のくっつきがあります、ご使用に問題はございませんのでご了承下さい)

■作品の概容

共箱(四方桟)
口縁3.4cm×胴径8.9cm×胴径8.9cm×高さ15.3cm 容量約480cc

■作品画像

金重道明 作 「伊部徳利」 #1 金重道明 作 「伊部徳利」 #2 金重道明 作 「伊部徳利」 #3 金重道明 作 「伊部徳利」 #4 金重道明 作 「伊部徳利」 #5 金重道明 作 「伊部徳利」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2019-01-31

■作者(金重道明)について

金重道明先生(1934年~1995年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。


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