人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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隠崎隆一 作 「黒酒呑」

隠崎隆一 作 「黒酒呑」

(商品No. 5579)
50,000 円(税込)

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■作品の特徴

備前焼界のみならず世界に名高い異色の備前焼作家 隠崎隆一先生の近作の黒酒呑です。2016年までの陶暦書が同封されており、その頃に制作されたものであると思われます。一目で隠崎先生と分かる大胆な箆使いによって作品全体が削り出されており、立体としての面白さを追求したデザインはいつまで眺めても飽きません。隠崎先生がよく作られている茶碗をコンパクトにしたようなデザインで、スカートのような腰回りの造形や六角形に削り出された胴部など酒呑であっても茶碗に比肩する見事な意匠となっています。師である淳先生と同様に黒土に酸化金属をごく少量混ぜて作られる黒の塗り土を使用しており、冷たさすら感じるような非常に硬質な黒の肌がとてもスタイリッシュです。それでいてたっぷりと黄胡麻を受けており、クールな黒と黄金の胡麻が荘厳な景色を作り上げています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径7.5cm×6.0cm×高さ6.5cm

■作品画像

隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #1 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #2 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #3 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #4 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #5 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2019-08-08

■作者(隠崎隆一)について

隠崎隆一先生は「平面から立体への変化」を求めてグラフィックデザイナーから転身し、1975年以降、岩本修一先生、伊勢崎 淳先生に師事し、備前陶芸センターでも学ばれました。その後、1985年に独立しました。ろくろづくりから変形を加えた花器、茶道具が中心。陶壁も手掛けられています。1990年日本工芸会正会員。1988年と1992年、茶の湯の造形展で大賞を受賞。1997年には備前焼パリ展に出品。東京、名古屋、倉敷、ニューヨークで個展を開きました。2019年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。


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