人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

 取扱作品

<< 戻る 買い物かごを見る


隠崎隆一 作 「備前片口」

隠崎隆一 作 「備前片口」

(商品No. 5581)
140,000 円(税込)

売約済

この商品のお問い合わせ

お気に入り登録

  お支払・配送についてはこちら

■作品の特徴

備前焼界のみならず世界に名高い異色の備前焼作家 隠崎隆一先生の近作の備前片口です。2016年までの陶暦書が同封されており、その頃に制作されたものであると思われます。一目で隠崎先生と分かる大胆な箆使いによって作品全体が削り出されており、立体としての面白さを追求したデザインはいつまで眺めても飽きません。立体として立ち上がった作品を箆で削り取るという「減算」の行為ながらも、結果的に立体としてのボリューム感は増しており、更に削り取られて断面を露出される事で土の新たな質感と表情が浮かび上がってきています。まるで魔法のような鎬技法によって、立体造形としての美しさと面白さをとことん追求した作品となっています。備前作家が「屑土」として捨ててしまう本来備前焼に適さない土を上手く活用しており、土の成分の違いがマーブル状になって作品に現れるなど造形面以外の制作面でも土のポテンシャルを見事引き出しています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
口含む径16.3cm×15.1cm×高さ8.5cm

■作品画像

隠崎隆一 作 「備前片口」 #1 隠崎隆一 作 「備前片口」 #2 隠崎隆一 作 「備前片口」 #3 隠崎隆一 作 「備前片口」 #4 隠崎隆一 作 「備前片口」 #5 隠崎隆一 作 「備前片口」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2019-08-10

■作者(隠崎隆一)について

隠崎隆一先生は「平面から立体への変化」を求めてグラフィックデザイナーから転身し、1975年以降、岩本修一先生、伊勢崎 淳先生に師事し、備前陶芸センターでも学ばれました。その後、1985年に独立しました。ろくろづくりから変形を加えた花器、茶道具が中心。陶壁も手掛けられています。1990年日本工芸会正会員。1988年と1992年、茶の湯の造形展で大賞を受賞。1997年には備前焼パリ展に出品。東京、名古屋、倉敷、ニューヨークで個展を開きました。2019年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。


関連商品

 

▲このページの上へ