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森 一洋 作 「黒備前徳利」
(商品No. 5623)
30,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
備前の鬼才、森 陶岳先生の長男として数々の大窯プロジェクトに関わりながら研鑽を積む森 一洋先生の新作黒備前徳利です。本作は牛窓にある三基の窯のうち、20メートルの窯で焼き上げられた作品です。斑唐津の原理を応用しており、黄胡麻の上から白釉が流れ落ちて非常に神秘的な景色となっています。非常に良く焼きまれた作品で、黒の塗り土が隠れてしまうほどたっぷりと胡麻が掛かっています。さらにそれらが黒の肌と混じり合って、まるで滲み出すような胡麻景色となり、古備前の重厚な焼き肌を彷彿とさせる見事な肌合いとなっています。紐作りで限界まで薄く軽く作っており、芋徳利に近いサイズ感ながら驚くほど軽量になっています。作品全体は黄胡麻によってサラサラとしたマットな肌にいますので、非常に軽い造形と合わせて使いやすい作品に仕上がっています。
■作品の概容
共箱後日(発送までしばらくお時間がかかります)
口縁3.6cm×胴径9.8cm×胴径9.7cm×高さ15.6cm 容量 約650cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2019-09-20
■作者(森 一洋)について
森 一洋先生は森 陶岳先生の長男として1966年に岡山県で生まれました。1987年に京都芸術短期大学を、1991年には東京ガラス工芸研究所を卒業されました。1992年から森 陶岳先生の元で陶技を学びました。紐づくりによるろくろ成形が得意で鶴首花入などを制作しています。1995年に初窯を出し独立しました。1998年茶の湯の造形展に入選され、1999年と翌2000年、岡山と広島の百貨店でデビュー展を開催しました。2002年には、森 陶岳一門による第一回岳焔会展に出品されています。森 陶岳先生の下で大窯プロジェクトに携わり、2015年に寒風新大窯(85m)の窯出しをしました。
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