人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

 取扱作品

<< 戻る 買い物かごを見る


隠崎隆一 作 「黒酒呑」

隠崎隆一 作 「黒酒呑」

(商品No. 5807)
50,000 円(税込)

売約済

この商品のお問い合わせ

お気に入り登録

  お支払・配送についてはこちら

■作品の特徴

備前焼界のみならず世界に名高い異色の備前焼作家 隠崎隆一先生の近作の黒酒呑です。隠崎先生の代表的な造形である三脚の酒呑で、360°どこから見ても破綻するところが無い非常に高い完成度の作品となっています。立体である酒呑を鎬技法で削り出しており、削り出しで生まれる平面をパズルのように組み合わせつつ、さらに脚部と胴が交わる部分では軸をずらすことで捩れるような動きが作品の中に生まれています。削れば削る程に立体が二次元的な平面へと近づく中で、高い技術力によって見事立体としての面白さやボリューム感を追求しています。更に本作は人気の高い黒作品が窯変したものとなっており、黒の塗り土によって青く変化したカセ胡麻は、水気を含むことでより美しい色合いへと変化します。その他にも黒の塗り土と対比をなす黒の焦げ胡麻も出ており造形景色ともに抜群の秀作です。(新品で購入後にそのまま開封することなく大切に保管されていた未使用品です)

■作品の概容

共箱(四方桟)
径6.4cm×6.3cm×高さ8.7cm

■作品画像

隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #1 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #2 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #3 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #4 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #5 隠崎隆一 作 「黒酒呑」 #6

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2020-03-08

■作者(隠崎隆一)について

隠崎隆一先生は「平面から立体への変化」を求めてグラフィックデザイナーから転身し、1975年以降、岩本修一先生、伊勢崎 淳先生に師事し、備前陶芸センターでも学ばれました。その後、1985年に独立しました。ろくろづくりから変形を加えた花器、茶道具が中心。陶壁も手掛けられています。1990年日本工芸会正会員。1988年と1992年、茶の湯の造形展で大賞を受賞。1997年には備前焼パリ展に出品。東京、名古屋、倉敷、ニューヨークで個展を開きました。2019年に岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。


関連商品

 

▲このページの上へ