人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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高力芳照 作 「唐津風酒呑」

高力芳照 作 「唐津風酒呑」

(商品No. 5932)
8,800 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の窯出しされたばかりの新作唐津風酒呑です。

2020年6月窯出しの最新作で、胎土に備前土を使用した灰釉酒呑です。

備前陶のみならず志野や唐津など施釉陶にも長じていた金重素山先生の流れを汲んで、
備前地方のやや粗目の土を用いて制作した酒呑です。

唐津「風」の名の通りに備前焼唐津手とでも言うべきハイブリッド作品で、
唐津作品のお約束である縮緬皺の出た高台ではなく、
これまでの備前作品と共通の高台となっています。

柔らかな質感の灰釉部分は備前土の性質上雨漏りはなく、
酒を入れたときには見込みの釉薬に取り込まれた銀砂が消失したように見えるなど、
非常に緩やかな景色の変化となっており備前でも唐津でもない独特の使い味となっています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径7.8cm×7.6cm×高さ4.4cm

■作品画像

高力芳照 作 「唐津風酒呑」 #1 高力芳照 作 「唐津風酒呑」 #2 高力芳照 作 「唐津風酒呑」 #3 高力芳照 作 「唐津風酒呑」 #4 高力芳照 作 「唐津風酒呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2020-07-11

■作者(高力芳照)について

高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。


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