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金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」

金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」

(商品No. 6008)
24,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
金重有邦ではなく有邦という一人の陶工として作品制作をする、
金重有邦先生のやや前作の伊部ヒダスキビール呑です。

陶歴書が同封されておりませんが箱の状態や陶印から見て、
平成15年前後に制作されたものであると思われます。

伊部牛神下の電気窯で焼かれた作品で、有邦先生は現在湯呑などは作られておらず、
そういった意味では今となっては比較的珍しい作品ではないかと思います。

電気窯の緋襷といえば柔らかなもぐさ色になる物がほとんどですが、
本作は強めに焼かれたのかこんがりとしたきつね色になっています。

緋襷も臙脂色のやや落ち着いた風合いになっており、
きつね色の土味と相まって緋襷作品らしからぬ枯れた味わいとなっています。

内側には電気窯特有の膨れがいくつか見られますが使用上問題はございません。

また、前作ですが汚れや使用感などはありません。

■作品の概容

共箱(二方桟)
左:径7.3cm×7.3cm×高さ11.8cm
右:径7.5cm×7.4cm×高さ11.9cm

■作品画像

金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」 #1 金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」 #2 金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」 #3 金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」 #4 金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」 #5 金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」 #6 金重有邦 作 「伊部火襷ビール呑」 #7

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2020-09-25

■作者(金重有邦)について

金重有邦先生は無形文化財 金重素山先生の三男として生まれました。

1975年から父である金重素山先生の下で陶技を学びました。

1980年に独立、岡山で初個展を開きました。

現在は茶碗や水指、花入などの茶陶を中心に食器を制作されています。

特に好きな茶碗では内の造形(見込み)を重視し、使い心地と外側のバランスを追求しています。

県展山陽新聞社賞受賞、茶の湯の造形展奨励賞受賞、淡交ビエンナーレ奨励賞などを受賞されました。

2003年に日本陶磁協会賞、2018年に山陽新聞文化功労賞を受賞されました。

2019年には岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

個展にも力を入れており、県内外の各所で開催されております。


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