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曽我 尭 作 「備前皿」
(商品No. 6108)
8,800 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する曽我 尭先生の備前皿です。
古備前の時代の窯焚き様式を再現するため当時存在しなかった耐火煉瓦を使用せず、
現代の窯焚きの常識が通用しない土だけの窯で焼き上げられた作品です。
曽我先生の窯では窯焚きをするたびに土窯自体が変容し、
その影響で作品の焼き上がりも絶え間なく変化し続ける特性を持っており、
今回はこれまでの中でも最も明るい緋色の肌が発生しました。
緋色自体も登り窯の甘い焼き上がりの緋色ではなく、
しっかりと焼き上がった上で土の色として赤色へと変化しているものであり、
すでに絶妙な光沢感が作品全体に出てまるで使い込んだ古備前の肌のようになっています。
やや金彩が掛かった黒い緋襷も赤地に映えて面白く、
薄っすらと輝きを放つことで、海揚がり古備前のようなマットな赤肌と対になっています。
基本に忠実なオーソドックスな造形も、土の良さ焼きの良さを引き立てています。■作品の概容
箱無し
径19.1cm×18.9cm×高さ3.7cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-01-06
■作者(曽我 尭)について
曽我 尭先生は1984年に東京都で生まれました。
2009年に伊勢崎 淳先生に師事し、2012年に備前市久々井に耐火煉瓦を用いない土だけの窯を築窯しました。
2013年より独立し作陶活動を開始されました。
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