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馬場隆志 作 「備前窯変蒼花入」
(商品No. 6275)
132,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
伊部に生まれ幼い頃より備前焼を愛し、
作品制作や窯焚きを人生の楽しみとする馬場隆志先生の備前窯変蒼花入です。
大分県のトキハ本店で今年2月に開催された個展に出品された作品です。
馬場先生が得意とする塗り土による黒備前を更に進化させ、
黒の肌の一部が鮮やかなコバルトブルーへと変化した窯変蒼シリーズの花入です。
何と言っても目を引くのが「窯変蒼」と銘打たれた強烈なコバルトブルーの発色ですが、
それ以外の黒の部分でも強い焼き込みに反応してガンメタリックのような独特の黒が出ています。
背面から正面へと流れ出た胡麻も実に面白く、
馬場先生の窯の特徴であるやや灰色がかった落ち着いたトーンの胡麻が、
黒や蒼の色彩をグッと引き立てています。
今まさに破裂する寸前であるかのような躍動感のあるデザインも面白いですが、
何よりも特に素晴らしいのは左右の耳付けのバランスでしょう。
花入の耳付けは熟練の陶工でも悩むほど非常に難しいとされており、
位置や向きは左右でまったくチグハグながらも、
全体を通して見た時に一体感を損なわない自然体として見事に成立しています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径14.1cm×10.4cm×高さ21.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2021-06-25
■作者(馬場隆志)について
馬場隆志先生は1983年、備前焼作家 馬場祥輔先生の長男として生まれました。
幼少のころから将来は陶芸家になると考え、
大学時代は陶芸の幅を広げるために彫刻を選択。
2006年に東京芸術大学彫刻科を卒業し、京都市産業技術センターに入り、研鑽を積みました。
2007年に独立し、初個展開催。
現在、百貨店での個展を中心に活躍されています。
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