人間国宝無形文化財等、備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。

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宮尾昌宏 作 「黒酒呑」

宮尾昌宏 作 「黒酒呑」

(商品No. 6615)
15,000 円(税込)

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■作品の特徴

土と炎の芸術である備前焼に心惹かれて伊部にて陶技を学ばれた、
宮尾昌宏先生の窯出しされたばかりの新作黒酒呑(ぐい呑)です。

令和4年3月に窯出しされた最新作です。

備前作品と並行して黒作品を発表されてる宮尾先生ですが、
今回の黒作品は美しい藍色が目を引きます。

現在備前でよく見られる従来通りの塗り土による黒作品ならば、
俗に言う青窯変として焦げなどの窯変部分に青が出ることがありますが、
本作はまるで濡れたような肌合いの黒の塗り土から、
まるで滲み出すように藍色が発生し改めて黒作品の奥深さを感じます。

また、黒の部分が全て藍色に置き換わったわけではなく、
ベース部分は深く澄んだ黒色の土肌が残されており、
削りによる器肌表面の高低差で塗り土が薄くなる事で、
藍色の中から箆削りによる稜線が浮かび上がるように見えます。

特に見込みでは黒色と藍色のグラデーションが発生し、
夜明け前の最も暗い空のような深みのある色合いとなっています。

箆によるカットを多用した立体的な造形と、
可塑性の高い備前土の特性を生かした三脚高台が見事にマッチしています。

■作品の概容

共箱(四方桟)
径6.5cm×6.3cm×高さ6.3cm

■作品画像

宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #1 宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #2 宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #3 宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #4 宮尾昌宏 作 「黒酒呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2022-06-01

■作者(宮尾昌宏)について

宮尾昌宏先生は、1970年に福岡県築城町に生まれました。

土と炎の芸術である備前焼に憧れ、1991年に備前にて陶芸の道に入られました。

1995年には窯元備州窯に入り、山本雄一先生に師事しました。

2001年に登り窯を築いて独立し、初窯を出しました。

2007年に日本工芸会中国支部50周年記念展で岡山市長賞を受賞され、日本工芸会正会員となられました。

岡山県展奨励賞及び同県展賞、田部美術館茶の湯の造形展優秀賞及び大賞、日本伝統工芸展日本工芸会会長賞など多数受賞されています。


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