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高力芳照 作 「備前窯変徳利」
(商品No. 6685)
44,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変徳利です。
令和4年5月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
外周部ではまるで濡れた木炭のような濃い黒の灰被り窯変が、
更に一部では薄っすらと銀色に輝く灰被り窯変が展開されています。
金重一門の緋色は基本的に強く焼き込むほどに焼けて白色に近づいていきますが、
本作は限られたごく一部の場所でジャストタイミングで焼き上がったことで、
強い焼きを得つつも濃厚な緋色を残すことに成功した作品となっています。
鮮やかな緋色はまるで目に焼き付く用でもありますが、
師の教えを守り土作りを大事にしている高力先生らしく、
いやらしさや下品さは微塵も感じさせない本当に味わい深い緋色が素敵です。
胴の中腹ではまるで蛇腹のような轆轤目が四本残されており、
ちょうど通常の徳利と芋徳利の中間のような、とても凛々しい佇まいになっています。
煌々と照るような緋色は乾いたような独特の質感を持っており、
すでにもう何年も酒で磨き上げたかのような色気が漂っています。■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁3.5cm×胴径9.3cm×9.2cm×高さ14.3cm 容量 約460cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2022-08-13
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
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