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金重有邦 作 「伊部湯呑」

金重有邦 作 「伊部湯呑」

(商品No. 6798)
22,000 円(税込)

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■作品の特徴

金重一門の中にありながらも常に自分自身への問い掛けを続け、
一人の陶工として作品制作をする金重有邦先生の窯出しされたばかりの新作伊部湯呑です。

令和4年11月に窯出しされたばかりの最新作です。

新たに設計した耐火煉瓦を使用しない土だけの穴窯「つちがま」を使用し、
金重の焼き方と特異な穴窯とが融合した作品となっています。

元来食器制作に心血を注いでいた有邦先生ですが、
近年はあえて食器を発表すること無く茶陶を中心に活動されていました。

本作はそんな有邦先生が久しぶりに手掛けた湯呑であり、
茶陶を超えた先にある食器と言っても過言ではない作品に仕上がっています。

有邦先生の特徴的なシンメトリックで静謐な茶碗で培った技術がそのまま転用され、
極上の土肌と最高の呑み口を備えた水溶液の飲むことに特化した最高の湯呑となりました。

最高の粘土を使用した柔らかな肌は絶妙な焼きの入れ具合によって、
使用時にはしっとりと水気を含んでまるで人肌のように変化し、
制作者である有邦先生すらも虜にする柔肌となります。

有邦先生曰く非常に敏感な土肌で茶渋が付きやすく、
使用後は早めに洗ってやるとより美しく育つそうです。

■作品の概容

共箱(二方桟)
径6.2cm×6.2cm×高さ7.5cm

■作品画像

金重有邦 作 「伊部湯呑」 #1 金重有邦 作 「伊部湯呑」 #2 金重有邦 作 「伊部湯呑」 #3 金重有邦 作 「伊部湯呑」 #4 金重有邦 作 「伊部湯呑」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2022-12-09

■作者(金重有邦)について

金重有邦先生は無形文化財 金重素山先生の三男として生まれました。

1975年から父である金重素山先生の下で陶技を学びました。

1980年に独立、岡山で初個展を開きました。

現在は茶碗や水指、花入などの茶陶を中心に食器を制作されています。

特に好きな茶碗では内の造形(見込み)を重視し、使い心地と外側のバランスを追求しています。

県展山陽新聞社賞受賞、茶の湯の造形展奨励賞受賞、淡交ビエンナーレ奨励賞などを受賞されました。

2002年に日本陶磁協会賞、2018年に山陽新聞文化功労賞を受賞されました。

2019年には岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。

個展にも力を入れており、県内外の各所で開催されております。


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