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伊勢崎晃一朗 作 「白酒呑」
(商品No. 6886)
24,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作白酒呑(ぐい呑)です。
2023年3月に窯出しされたばかりの最新作です。
備前焼の土ものとしての特性を活かしながらも、
自らのルーツの一つである木彫などのエッセンスを上手く取り入れて、
一目で晃一朗先生と分かるユニークな作品に仕上げています。
粘土塊をそのまま刳り貫いて制作した豪快な造形が魅力で、
土の限界を試すかのように入念に箆で削り出しており、
粘り気の少ない白土だからこそ出来る荒々しい表情が素敵です。
釉薬や塗土などの技法は一切使用する事無く、
伊部産の特殊な白土を焼き締めることでクリーミーな景色を生み出し、
荒々しい表情と柔らかな色合いという相反する2つの要素が心地よいハーモニーを奏でています。
まるで作品全体に薄っすらと透明釉を掛けたようになっており、
これだけでも白土の胡麻に対するリアクションの特異性が分かり、
晃一朗先生を虜にしてしまった白土の深い魅力に納得します。
見込みでは元来の黄胡麻の色に近い自然釉が見られますが、
登り窯の黄胡麻と比較するとよりクリーミーで柔らかな色合いになっており、
側面のシャンパンゴールドに変化した土味も相まって不思議な景色が楽しめます。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径7.3cm×6.8cm×高さ7.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-03-12
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
2023年には2022年度日本陶磁協会賞を受賞されました。
日本伝統工芸展、岡山県美術展覧会、田部美術館「茶の湯の造形展」等入選・受賞多数。
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