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馬場隆志 作 「青志野ぐい呑」
(商品No. 6956)
19,800 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
伊部に生まれ幼い頃より備前焼を愛し、
作品制作や窯焚きを人生の楽しみとする馬場隆志先生の新作青志野酒呑(ぐい呑)です。
令和5年4月頃に窯出しされ、岡山天満屋の「窯変する志野」展に出品された作品で、
備前土に志野釉薬を掛け、備前焼の登り窯で焼いた異色の作品です。
作品全体は志野焼に準じたものですが、登り窯による焼成が重なり合い、
見込み部分には胡麻が出るなど、志野と備前の景色が切り替わるという贅沢な作品となっています。
これまでも定期的にコバルトを用いた青志野を作られてきた馬場先生ですが、
本作はコバルト部分も長石釉部分も改良し、全く新しい青志野に進化させており
コバルトでの蒼窯変にこだわる馬場先生らしさが溢れる作品となっています。
これまでの青志野といえばスカイブルーの釉調がメインとなっていましたが、
今回はスカイブルーがコバルトブルーへと一気にパワーアップし、
蒼の表現にこだわる馬場先生らしい爽やかで清々しい色合いとなっています。
前述のコバルトブルーの釉調に加えて、背面から自然釉が大量に流れ出しており、
備前登り窯で焼くことで生まれるダイナミックな景色で作品をさらなる高みへと進化させています。
オーソドックスな造形は釉薬の質感と相まってとても使いやすくなっています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.1cm×6.1cm×高さ6.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-05-24
■作者(馬場隆志)について
馬場隆志先生は1983年、備前焼作家 馬場祥輔先生の長男として生まれました。
幼少のころから将来は陶芸家になると考え、
大学時代は陶芸の幅を広げるために彫刻を選択。
2006年に東京芸術大学彫刻科を卒業し、京都市産業技術センターに入り、研鑽を積みました。
2007年に独立し、初個展開催。
現在、百貨店での個展を中心に活躍されています。
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