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馬場隆志 作 「青志野湯呑」
(商品No. 6990)
8,800 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
伊部に生まれ幼い頃より備前焼を愛し、
作品制作や窯焚きを人生の楽しみとする馬場隆志先生の新作青志野湯呑です。
令和5年4月頃に窯出しされた作品で、
釉薬で色を出すのではなく、透過させて蒼を表現した異色の作品です。
これまでも定期的にコバルトを用いた青志野を作られてきた馬場先生ですが、
本作は所謂「黒備前」と呼ばれる、コバルトを混ぜた塗り土によって黒を発生させ、
さらにその上から長石釉を掛けることで浅葱色を見せるという一風変わった作品です。
長石釉の部分も流し掛けを複数回行うことによって、
釉調にダイナミックな動きと、厚みの変化による色の重なりが生まれており面白いです。
その他の作品と同様に焼成は馬場先生の登り窯で焼成されており、
口縁部から自然釉が流れ落ちて、淡いグリーンや金色の粒のようになり、
黒備前と長石釉に次ぐ、第三の色層としてとても良いアクセントになっています。
オーソドックスな造形は釉薬の質感と相まってとても使いやすくなっています。■作品の概容
箱無し (※別途桐箱制作可能です)
径9.0cm×9.0cm×高さ9.1cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-06-26
■作者(馬場隆志)について
馬場隆志先生は1983年、備前焼作家 馬場祥輔先生の長男として生まれました。
幼少のころから将来は陶芸家になると考え、
大学時代は陶芸の幅を広げるために彫刻を選択。
2006年に東京芸術大学彫刻科を卒業し、京都市産業技術センターに入り、研鑽を積みました。
2007年に独立し、初個展開催。
現在、百貨店での個展を中心に活躍されています。
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