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高力芳照 作 「備前窯変酒呑」
(商品No. 6996)
16,500 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前窯変酒呑です。
令和5年6月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
外周部ではまるで濡れた木炭のような濃い黒の灰被り窯変が、
更に一部では薄っすらと銀色に輝く灰被り窯変が展開されています。
高力先生は田土をメインに山土を混ぜて使用されていますが、
本作はやや山土の含有量が増えたことで濃厚な緋色を生み出すことに成功しています。
非常に鮮やかな緋色はまるで目に焼き付くようでもありますが、
師の教えを守って何よりもまず土作りを大事にしている高力先生らしく、
いやらしさや下品さは微塵も感じさせない格調高い緋色が素敵です。
見込みにも一面に濃く鮮やかな緋色が出ており、極上の酒映りを楽しめるとともに、
高力先生のトレードマークでもある小さな丸抜けもバッチリ配置されています。
近年の造形はやや薄手にシフトチェンジした高力先生ですが、
端正な口造りですが腰にはある程度肉を残して程よい手取り感をキープしています。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径6.5cm×6.3cm×高さ5.6cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-07-02
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
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