<< 戻る | 買い物かごを見る |
高力芳照 作 「備前手びねり酒呑」
(商品No. 7005)
16,500 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前手びねり酒呑です。
令和5年6月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
「焼き」と「土」のうちの「焼き」にかなり寄せた極上の上りとなっています。
火前の熱風が吹き抜ける場所に設置することで少数採れる黒胡麻は、
胡麻の上に更に胡麻が折重なって層を成す事で発生し、
茶碗に採用されるほど口当たりのよい優しい質感となります。
作品全体が自然釉で覆われてまるでコーティングされたようでもあり、
作品正面の焦げ胡麻の部分のゴリゴリと隆起した質感も含めて、
全体的に摩耗した川石のような丸みのある手触りとなっています。
さらに本作はタイトル通り、轆轤を使わない手捻りで制作されており、
柔らかな立ち上がりが前述の激しくも優しい質感と見事にマッチしています。
まるで禅画の円のような堂々とした高台も面白く、
満面の笑みのような高台は手捻りだからこそ出せた力強さがあります。■作品の概容
共箱(四方桟)
径7.2cm×7.0cm×高さ5.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-07-11
■作者(高力芳照)について
高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。
高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。
1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。
2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。
2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。
関連商品