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中村和樹 作 「備前窯変瓢徳利」
(商品No. 7158)
13,200 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
酒器の名工 中村六郎先生・真先生の流れを汲み、
味わい深い作品をつくり出す中村和樹先生のやや前作の備前窯変瓢徳利です。
酒器づくりの名人の流れを汲みながらも、
作風の中に父や祖父とも違う独特の色を忍ばせる和樹先生らしい瓢徳利です。
登り窯の中でも中腹部の灰被り窯変が取れる場所で焼かれた徳利で、
濃厚なグレーの窯変が隆起して手のひらを心地良く刺激しします。
土が焼き切れてしまう限界ギリギリを果敢に攻めた強烈な窯変が特徴ですが、
嬉しい事に中村家らしい緋色も各所に残っておりバランスの良い景色となっています。
どの方面から見ても窯変や緋色などがそれぞれ魅力的な景色を見せてくれますが、
何よりも最高なのは口縁部の内側から見える蕩けそうな緋色の土味で、
使用時には酒に濡れて真っ赤に煌めいて見えます。
胴部を大きく凹ませ、それに付随して首に傾斜が生まれており、
どこか千鳥足のようにも見える愛らしい佇まいとなっています。
凹みの部分には親指がフィットすることで注ぎやすさを向上させており、
「酒好きによる酒好きのための酒器」らしい意匠となっています。
何年か前に窯出しされた作品で、使用感や汚れなどはございません。■作品の概容
共箱(二方桟)
口縁2.9cm×胴径10.6cm×胴径10.4cm×高さ12.6cm 容量約290cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2023-12-12
■作者(中村和樹)について
中村和樹先生は1980年に中村 真先生の長男として岡山県備前市で生まれました。
2003年に岡山大学文学部を卒業後、祖父中村六郎先生と父中村 真先生に師事し、陶技を磨きました。
2006年に初窯を焚いて独立されました。
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