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中村和樹 作 「備前片口ぐい呑」
(商品No. 7235)
11,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
酒器の名工 中村六郎先生・真先生の流れを汲み、
味わい深い作品をつくり出す中村和樹先生の、
窯出しされたばかりの新作備前片口酒呑(ぐい呑)です。
酒器づくりの名人の流れを汲みながらも、
作風の中に父や祖父とも違う独特の色を忍ばせる和樹先生らしい酒呑です。
令和6年2月に窯出しされたばかりの最新作で、
祖父譲りの轆轤捌きによるゆったりとしたリズムの立ち上がりは極上の色香を放っています。
中村家らしい鮮やかな緋色、まるで樹木の表皮のようなモスグリーンのカセ胡麻、
しっかりと焼けた濃厚な紫蘇色の土味、そして灰被り窯変が楽しめるという贅沢な酒呑です。
前述の通り大別して4種類の景色が順番に入れ替わるという実に賑やかな景色になっており、
さらに見込みには紫蘇色と緋色の中間である柔らかな橙色が出ており見事です。
作品側面には和樹先生の遊び心で片口が取り付けられ、
実際にそこからお酒を呑むことができるようになっており、
たまには気分を変えてみるのも良いかも知れません。
味わい深い造形と鮮やかな緋色が同時に楽しめる作品で、
使えば使うほどにお酒で磨かれて味わいを増していくでしょう。
底部の形状によりやや安定が悪くなっております。■作品の概容
共箱後日(恐れ入りますが発送までしばらくお時間がかかります。)
径7.8cm×7.5cm×高さ4.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-03-02
■作者(中村和樹)について
中村和樹先生は1980年に中村 真先生の長男として岡山県備前市で生まれました。
2003年に岡山大学文学部を卒業後、祖父中村六郎先生と父中村 真先生に師事し、陶技を磨きました。
2006年に初窯を焚いて独立されました。
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