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曽我 尭 作 「備前酒壺」
(商品No. 7344)
33,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
古備前が焼かれた時代と同じ環境を再現して古の美へと挑戦する、
曽我 尭先生の窯出しされたばかりの新作備前酒壺です。
令和6年5月に窯出しされた作品です。
古備前の時代の窯焚き様式を再現するため、当時存在しなかった耐火煉瓦を使用せず、
現代の窯焚きの常識が通用しない土だけの窯で焼き上げられた作品です。
土だけの窯はそれ自体が巨大な一つの焼き物のようになっており、
それ故に現代の美を飛び越えて古備前に差し迫るような極上の土味を見せています。
今回は合計で約19日間という、これまでにない非常に長期間の窯焚きに挑戦され、
複雑に色が重なり合った土肌に、曽我先生の特徴である非常にキメ細かなカセ胡麻を発現させています。
肩口には他作品との融着跡が見られ、熱量の凄まじさを物語っており、
融着跡があることでより古備前の持つ雰囲気に近づいているとすら感じます。
作品の半面を覆った非常にキメの細かい質感のカセ胡麻は、
良い意味で備前焼とは思えない程丸みのある質感となっており、
いつまでも掌で転がしたくなる素晴らしい窯変となっています。
曽我先生自身が購入し愛用している古備前雀口小壺をベースにデザインされ、
読んで字の如く酒の壺として酒壺(しゅこ)と銘打たれており、
二合弱入る片口酒注としても使える他、一輪挿しなど何にでも使える作品となっています。■作品の概容
共箱(四方桟)
径9.3cm×9.3cm×高さ12.3cm 容量 肩までで約380cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-06-24
■作者(曽我 尭)について
曽我 尭先生は1984年に東京都で生まれました。
2009年に伊勢崎 淳先生に師事し、2012年に備前市久々井に耐火煉瓦を用いない土だけの窯を築窯しました。
2013年より独立し作陶活動を開始されました。
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