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高力芳照 作 「備前引出マグカップ」

高力芳照 作 「備前引出マグカップ」

(商品No. 7395)
8,800 円(税込)

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■作品の特徴

金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前引出マグカップです。

令和6年6月に窯出しされた作品です。

登り窯焼成による伝統的な備前の表現とはまた別に、
2000年代以降に開発されてきた新しい手法を用いたマグカップです。

引出技法を登り窯でも取り入れて、窯の焚き口近辺に作品群を設置し、
焼成中に取り出して急冷させることで作品を炭化させています。

ただ、本作はコバルトによる塗り土は使用しておらず、
高力作品の定番である胡麻と緋襷を、引き出す事で色を反転させています。

茶色の黄胡麻は引き出しされることで、まるで伊賀のような緑釉風に、
茶褐色の土味と緋襷は、銀色の肌に淡い金色の襷となりまるで青備前のようです。

デザインはビールにも使えそうな大きめのマグ型となっており、
良質の田土の力で引き出してもなお柔らかで優しい肌合いが残っています。

■作品の概容

箱無し
径11.5cm×8.5cm×高さ9.8cm

■作品画像

高力芳照 作 「備前引出マグカップ」 #1 高力芳照 作 「備前引出マグカップ」 #2 高力芳照 作 「備前引出マグカップ」 #3 高力芳照 作 「備前引出マグカップ」 #4 高力芳照 作 「備前引出マグカップ」 #5

※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。

公開日時:2024-08-14

■作者(高力芳照)について

高力芳照先生は1970年に兵庫県赤穂市で生まれました。

高校を卒業後、1989年から7年間に亘って金重素山先生と有邦先生に師事し陶芸を学びました。

1996年に備前市閑谷に登り窯を築いて独立し、翌年には初窯を焚きました。

2000年に東京で初個展を開催し、以降毎年個展を開催しています。

2002年には茶の湯の造形展に初入選されました。


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