<< 戻る | 買い物かごを見る |
伊勢崎晃一朗 作 「備前盃」
(商品No. 7460)
30,800 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
人間国宝 伊勢崎 淳先生のご長男として生まれ、
類まれなるセンスと巧みな造形力により備前焼界に新たな風を吹き込む、
伊勢崎晃一朗先生の窯出しされたばかりの新作備前盃です。
令和6年9月に窯出しされたばかりの最新作です。
晃一朗先生定番の激しい窯変をまとった平盃で、
作品の表面積の90%程度を自然釉が覆い尽くしています。
別のものの上に乗せて焼き上げられた所謂被せ焼きの作品ですが、
古来からある焼成方法ながらも、晃一朗先生らしいアプローチによって実に新鮮に感じます。
逆さまの状態で壺などを焼く高温の場所に置かれたため、
作品全体を覆い尽くすようにたっぷりと自然釉を受けており、
その形状からもまるで編み笠が打ち付ける雨を受け流しているかのようで面白いです。
大量の胡麻は外周部に留まらず内側にまで侵入しており、
それが融着防止の貝殻を取り囲むように固まって貝跡と火間を同時に形成し、
まるで蝶の羽のような不思議な抜けを形作っています。
さらに底部や口縁部に複数箇所、窯の壁から落ちたと見られる自然釉の結晶が付着し、
それらがまるでクリスタルのように固まっており非常に面白いです。
高台の形状と前述の結晶によりややガタツキがありますが、
倒れたりなど使用上の問題は特にございません。■作品の概容
共箱(四方桟)
径9.7cm×9.0cm×高さ3.5cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2024-10-21
■作者(伊勢崎晃一朗)について
伊勢崎晃一朗先生は伊勢崎淳先生のご長男として、1974年に岡山県備前市で生まれました。
1994年に東京造形大学彫刻科を卒業後、アメリカに留学されました。
その後、1998年に父の弟子でニューヨーク市在住の陶芸家のジェフ・シャピロ氏に師事しています。
約2年間陶芸を学んだ後帰国し、2000年からは父の伊勢崎 淳先生の下で陶芸家として独立しました。
関連商品