藤原 雄 作 「備前花入」(商品No. 3215) |
200,000 円(税込)
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日本国内のみならず、世界へと視野を広げ、備前焼の魅力を広く伝えた人間国宝 藤原 雄先生の備前酒杯です。キメ細やかなモスグリーンのカセ胡麻が美しく、雄備前の特徴が良く表れた逸品です。杵のような独特の造形も面白く、全体の八割程度がカセ胡麻に覆われたその姿はまるで古代の出土品のようです。土塊を塗りたくるように接着させた耳など、雄先生のダイナミックな世界観が楽しめます。(※耳の接着部分に土切れがあります、予めご了承ください)
共箱(四方桟)
耳含む径10.9cm×径9.1cm×高さ24.6cm
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公開日時:2014-09-17
藤原 雄先生(1932年〜2001年 岡山県備前市生まれ)は、人間国宝藤原 啓先生の長男です。作陶にあたっては“単純・明快・豪放”をモットーとし、壺や鉢類を多く手掛け、「壺の雄」と呼ばれました。また北大路魯山人の影響を受け食器も得意でした。1972年からは「百壺展」「徳利とくり展」「百花展」「百鉢展」などシリーズ化して開催。スケールの大きいレリーフやオブジェも数多く制作しています。1967年に日本陶磁協会賞を受賞。1980年、県指定重要無形文化財保持者に。1996年には陶芸会で初めて親子二代の国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)になりました。