山本陶秀 作 「備前徳利」(商品No. 4090) |
140,000 円(税込)
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神業と呼ばれた他の追随を許さない素晴らしい技を持ち、名品を数多く作り上げた人間国宝 山本陶秀先生の備前徳利です。最晩年の「マ」陶印が入っており、人間国宝認定後に制作された作品だと思われます。一目で陶秀先生と分かる白色の強い土肌に、鮮やかに冴え渡る緋襷が掛けられています。小型のらっきょう型で端正な立ち姿は品が良く、毎日使っても飽きない奥深い徳利です。
共箱(四方桟)
口縁3.6cm×胴径9.0cm×胴径8.9cm×高さ13.3cm 容量 約260cc
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公開日時:2016-05-19
山本陶秀先生(1906年〜1994年 備前市伊部生まれ)は大正10年に陶芸の世界に入り、1933年に築窯して独立しました。その後京都の陶芸家、楠部弥一氏に師事して技を磨きました。戦後は北大路魯山人やイサム・ノグチらと交友を深めました。「ろくろの陶秀」と呼ばれるほどろくろ技術に優れ繊細な作品を制作し、茶入を主に茶陶の製作も意欲的に取り組み茶陶の名工としての地位を確立。特に茶入を好み、多く手掛けていました。1987年に国指定重要無形文化財保持者となりました。1992年、「六古窯の旅・人間国宝 山本陶秀展」を開催しました。