伊勢崎 淳 作 「備前角皿」(商品No. 4801) |
80,000 円(税込)
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いつまでも枯れる事の無い創造力を持って、常に備前焼界をリードしている人間国宝 伊勢崎 淳先生の前作の備前角皿です。昭和40年代に制作された前作で、今現在の焼成とはまた一味違った貴重な作品です。穴窯焼成らしい赤みの強い土味をベースとして、非常に粒の細かな黄胡麻が霧雨のように降り注いで独特の胡麻肌を形成しています。現在の土味と一体となるような緋襷ではなくはっきりとした緋襷を仕掛けており、長さ自体も短めとなるなどよりくっきりとした緋襷の見せ方となっています。
共箱(四方桟)
径24.8cm×径24.1cm×高さ2.5cm
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公開日時:2017-11-02
伊勢崎 淳先生は細工物を得意とした伊勢崎陽山先生の二男として生まれ、幼い頃から陶芸を学び1959年に岡山大学特設美術科を卒業した後陶芸の道に入りました。作品は花器、皿、茶陶のほか陶壁、オブジェなどの伝統的なものから造形志向の作品まで幅広く取り組んでいます。制作にあたっては成形と焼成を重視。素材と窯(穴窯、登窯、電気窯)の特徴を生かした、現代感覚溢れる作風を持ち味にしています。また、レリーフ作家の代表格として、多数の作品を発表されています。 1966年日本工芸会正会員に。1978年から9年間、岡山大学特設美術講師をされました。1998年に兄の満先生と兄弟揃って岡山県重要無形文化財保持者に認定され、同年、日本工芸会中国支部幹事長を勤めています。そして2004年7月、国指定重要無形文化財保持者となられました。