人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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金重素山 作 「備前茶碗」

(商品No. 4906)
金重素山 作 「備前茶碗」
280,000 円(税込)

売約済

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■作品の特徴

天才陶工と呼ばれた兄・金重陶陽先生の助手としてキャリアをスタートさせ、備前の名工として人々に愛される作品を手掛けた金重素山先生の備前茶碗です。穏やかな表情を持った平型の茶碗で、素山先生の特徴であるゆったりとした轆轤引きと相性抜群です。掌の中に優しく吸い込まれつつ、いつの間にか茶碗の方に引き寄せられてしまうような不思議な魅力があり、名人芸による掌との見事な一体感が為せる技でしょうか。良質の陶土を使用した焼成と土味も素晴らしく、蕩けそうな程柔らかい色合いの茶色の土肌に、極上の緋襷がさり気なくふわりと差し込まれており流石素山先生らしいです。

■作品の概容

有邦識箱(四方桟)
径15.6cm×径15.3cm×高さ6.7cm

■作品画像

金重素山作 「備前茶碗」
金重素山作 「備前茶碗」
金重素山作 「備前茶碗」
金重素山作 「備前茶碗」
金重素山作 「備前茶碗」
金重素山作 「備前茶碗」

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公開日時:2018-01-22

■作者(金重素山)について

金重素山先生(1909年〜1995年)は人間国宝金重陶陽先生の実弟で、1951年頃までは一緒に作陶されていました。桃山調の緋襷を得意とし、茶陶の第一人者と言われました。1964年岡山市東郊に円山窯を築窯、1966年電気窯による桃山調の緋襷を発表して反響を呼びました。1982年伊部に移り牛神下窯を築き、1983年県指定重要無形文化財保持者となりました。文化庁長官表彰、岡山県文化賞、勲四等旭日小綬章を叙勲されました。1995年に亡くなられました。

 

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