人間国宝無形文化財等、 備前焼の有名作家による個性溢れる作品を一堂に展示しています。


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川端文男 作 「備前湯呑」

(商品No. 5072)
川端文男 作 「備前湯呑」
12,000 円(税込)

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■作品の特徴

グラフィックデザイナーから備前焼作家へ転身し、土の持つ可能性を引き出した独創的な作品を手掛ける川端文男先生の自然練り込みの備前湯呑です。原土の状態での土の成分のバラつきを敢えてそのまま利用し、成分の違いによってマーブル状の肌となった自然練り込みの湯呑です。何よりも特徴的なのはそのマーブル状の色合いですが、実は練り込み作品は質感も非常に良くなっており、柔らかな和紙や最高級の土壁のようなしっとりとした得も言われぬ質感となっています。腰には波形図のような緋襷と一点に集中したカセ胡麻が出ており、柔らかな白の肌の中に味わい深いアクセントとなっています。(※平成15年頃の陶暦書が同封されていますが、使用感や汚れは全くありません)

■作品の概容

共箱(二方桟)
径7.1cm×7.0cm×高さ8.4cm

■作品画像

川端文男作 「備前湯呑」
川端文男作 「備前湯呑」
川端文男作 「備前湯呑」
川端文男作 「備前湯呑」
川端文男作 「備前湯呑」
川端文男作 「備前湯呑」

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公開日時:2018-06-11

■作者(川端文男)について

川端文男先生は東京の画廊で出合った備前焼の土味に惹かれ、グラフィックデザイナーから転身。1975年に窯元六姓の名門金重利右衛門先生に師事し、7年余に亘り伝統的な備前の技法を修業しました。修行中の1979年、秀れた才能を見せ日本伝統工芸展に入選しました。1982年には伊部小家谷に窯を築き独立しました。初窯で日本伝統工芸展に再度入選し、1986年には日本工芸会正会員に認定されました。手びねりや紐づくりで、造形作品から食器まで幅広く制作。胴体を空洞にした「開放された壺」シリーズで、備前焼の世界に新風を吹き込みました。90年には茶の湯の造形展で大賞を受賞されています。

 

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