多久 守 作 「備前酒盃」(商品No. 5921) |
16,500 円(税込)
売約済 |
※ 送料、代引き手数料、全国一律無料
( お支払・配送についてはこちら ) |
自他共に認める土マニアであり、終わりなき研究の旅路を歩み続ける多久 守先生の備前酒盃です。
たっぷりと煙を吸わせて焼き上がった作品で、熟成されたカセ胡麻を中心に、
枯れた味わいであっても非常に奥行きのある窯変が展開されています。
やはりまず一番に目を引くのが重厚なカセ胡麻であり、
黄色を下地として青味がかったカセ胡麻がバリバリと肌に貼り付くように発生し、
その色味と重厚感は一目で多久先生と分かる仕上がりとなっています。
スポットライトのように浮かび上がってくる三つの抜けは、
中央部分があっさりとした白い土味となっていますが、
その周辺ではまるで伊部手のような濃厚な黒色もしくは焦げ茶色となり、
腰回りに入れられた削り箆と相まって巌のような重厚な作品に陰影を生み出しています。
共箱(四方桟)
径7.1cm×6.8cm×高さ5.4cm
※クリックで拡大表示します。
※お客様のお使いのスマートフォン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2020-07-01