高力芳照 作 「備前黒胡麻酒呑」(商品No. 6682) |
16,500 円(税込)
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金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の、
窯出しされたばかりの新作備前黒胡麻酒呑です。
令和4年5月に窯出しされたばかりの最新作です。
リスクを恐れない攻めの窯焚きによって土の表情を引き出す高力先生らしく、
「焼き」と「土」のうちの「焼き」にかなり寄せた極上の上りとなっています。
火前の熱風が吹き抜ける場所に設置することで少数採れる黒胡麻は、
胡麻の上に更に胡麻が折重なり層を成す事で発生し、
茶碗に採用されるほど口当たりのよい優しい質感となります。
しかし本作はそれで満足すること無く、作品全体が焦げ胡麻で覆われる一歩手前まで焼いており、
破損せず焼き上がったことが奇跡であるような激しい焼き上がりとなっています。
自然釉をずぶ掛けにした、とでも言わんばかりの景色となっており、
歴戦の古兵の傷跡の如く作品の至る所にくっつき跡があり非常に見応えがあります。
共箱(四方桟)
径7.3cm×7.1cm×高さ5.1cm
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公開日時:2022-08-10