馬場隆志 作 「志野湯呑」(商品No. 6693) |
7,700 円(税込)
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伊部に生まれ幼い頃より備前焼を愛し、
作品制作や窯焚きを人生の楽しみとする馬場隆志先生の、
窯出しされたばかりの新作志野湯呑です。
令和4年7月頃に窯出しされた作品で、
備前土に志野釉薬を掛け、備前焼の登り窯で焼いた異色の作品です。
ベース部分は志野焼に準じたものですが、登り窯による焼成が重なり合い、
無限大の変化が楽しめる新シリーズとなっております。
志野焼の特徴の1つであるベンガラを使用した茜色を、
ベンガラを使用すること無く長石釉の厚みを変えることで、
備前土の茶褐色を透過させて茜色を表現したという一風変わった作品です。
長石釉の上に登り窯による自然釉がガラスコーティングのように重なり、
清潔感のある白釉に自然釉の淡いグリーンが合わさり志野とも白磁とも違う、
唯一無二の硬質かつ多彩な変化を内包した新しいホワイトを表現しています。
見込みも長石釉と鉄絵と自然釉が複雑に重なり合い、
水墨画を思わせる独特の景色となっています。
箱無し
径9.0cm×9.0cm×高さ7.2cm
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公開日時:2022-08-21