高力芳照 作 「備前火襷酒呑」(商品No. 7861) |
13,200 円(税込)
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金重素山先生と金重有邦先生に師事しながらも、
気負うこと無く自身の作品づくりを追求する高力芳照先生の新作備前火襷酒呑です。
令和7年9月に窯出しされた作品です。
登り窯の中で匣鉢の中に入れて自然釉が掛からないよう密封し、
じっくりと焼き締められた味わい深い登り窯緋襷の酒呑です。
電気窯で焼き締める従来のもぐさ土と緋襷の組み合わせとは打って変わって、
作品全体に赤みが増しており、実に野趣溢れる渋い景色となっています。
しかし、ワイルドな見た目とは裏腹に、非常にしっとりとした質感になっており、
電気窯の作品に負けず劣らず柔らかで心地良い土肌が楽しめます。
腰回りや高台には、まるでジワリと土肌から滲み出すような緋襷が展開されており、
電気窯による線の緋襷とはまた違った面で表現された緋襷が楽しめます。
力強く円を描く堂々とした高台造りもワイルドな本作の色合いに似合っており、
どこか原始的な風情のある高台はついつい見入ってしまいます。
共箱(四方桟)
径7.1cm×6.9cm×高さ5.4cm
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公開日時:2025-12-11