森一洋 作 備前鶴首花入

皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
岡山でも本格的に梅雨入りとなり、ここ最近は雨ばかりで外にあまり出ていませんので
なんとなく普段の運動不足に更に磨きが掛かっているような気がします。
ちゃんと室内でも運動して、スリムな体型を目指さないといけませんね。

さて、そんなスリムな体型の繋がりで今日は一洋先生の鶴首花入を紹介したいと思います。
胴部分の膨らみと、首の絞り込み、そして全体の高さと曲線美を要求される鶴首作品ですが、
作者の「線」への感性と、バランス感覚が非常に問われる難しい作品でもあります。
一点の変形が全体をより美しく昇華する事もあれば、完全に崩してしまう事もあるデリケートなものです。

その点から僕は一洋先生はとんでもないバランス感覚を持っているんだなぁ、
といつも作品を見た時にびっくりさせられます。
一つだけ素晴らしいものが出来ても、「偶然」の領域で語られてしまうシビアな世界です。
しかし、工房を訪れ鶴首作品をたくさん見せて頂いた時に確信しました。
これは偶然の領域を飛び立ち、必然の領域で作られたものである、と。
それだけどの鶴首も完成度が高く、美しい立ち姿をしていました。
一洋先生はこれから更に飛翔し、私たちにどんな「線」を見せてくれるのか?
とても楽しみですね。

[ 森一洋 作 備前鶴首花入 ]NEW2008/06/29 14:31