2014-10-24 中村和樹先生の火襷酒器が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今年も備前焼まつりも無事に終りを迎える事が出来ました。常連のお客様を始め、遠方より遥々お越しいただいたお客様や、一年に一度の祭りの時に必ず当店にお立ち寄り下さるお客様など、たくさんのお客様と久しぶりにお顔を合わせる事ができて本当に嬉しく思います。皆様本当にありがとうございました。祭りの後片付けも一段落し、秋の窯出し作品を... More
2014-10-19 金重晃介先生の窯出しがありました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。窯出しされたばかりの手入れ前の作品をいち早く拝見させて頂き、素晴らしい作品を沢山入手する事が出来ました。早速ご来店頂き新作をお買い上げ頂きましたお客様よりお写真を頂戴しました。隈取りのくっきりと現れた堂々たる窯変酒器でしたが、土肌が濡れて一層深みを帯び、素晴らしい景色を見せてくれています。昨日の備前焼まつりにお越しのお客... More
2014-10-14 やきものへの情熱 井戸注壷の貫入の妙味や徳利の持ち心地、渋い色合いの中に冴える緋色に感動して頂けたそうで嬉しい限りです。当店でご購入頂いた作品達が日々の癒しとなっているそうで本当に有難いことでございます。沢山の作品の中から選び出して仕入れてきた作品達を共感してご購入頂き、このように愛着を持ってご愛用頂いているお話をお聞きできる瞬間は本当に幸せな時間です。先日の連休には... More
2014-10-09 金重陶陽先生の瓶掛のご紹介です 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日は大変珍しい作品をお借りすることが出来ましたのでご紹介させて頂きます。土味が誠にまろやかな金重陶陽先生の瓶掛でございます。お客様のご好意により暫く店頭にて展示させて頂けることになりました。大型の作品には珍しく非常に変化に富んだ景色を備えた作品であり、これだけの大物でありながら全身余すところなく見所となっています。桟切... More
2014-10-05 相賀真志郎先生の向付 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。先日、お客様より頂戴した素敵な写真をご紹介させて頂きます。以前お買い上げ頂きました相賀真志郎先生の向付にご自身で釣られたというアオリイカを漬けユッケにしたものを盛り付けられたそうです。日々ご愛用頂いているご様子をお聞きし本当に嬉しく思います。本作品はしっかりと焼き締まった緻密な土肌に丁寧に黄胡麻が折り重なった... More
2014-09-29 森本良信先生の新作が入荷しました3 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日は森本先生の新作のご紹介第三弾となります。今回の作品は僕も一目で気に入った白化粧の片口です。李朝鶏龍山を思わせる落ち着いた色合いの白化粧と大胆な鉄絵が魅力の作品です。清潔で華やかな白も素敵ですが、ここまで枯れた白も中々無く、侘び心を刺激される逸品です。勿論お酒注ぎとしてご使用頂けますが、片口小鉢としてご使用頂くのも中... More
2014-09-27 隠崎隆一先生の黒酔器が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日は新しく入荷しました隠崎隆一先生の黒酔器をご紹介致します。運良く入手した作品で、あまり目にすることがない黒に鎬の合わさった希少なタイプです。少し前作で2007年頃の陶歴書が入っておりますが新品未使用です。 肌に張り付くような胡麻が特徴的です。胡麻がクレーター状に窪んだ部分からはうっすらとコバルトブルーが出て... More
2014-09-25 森本良信先生の新作が入荷しました2 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日は前回の記事に引き続き、森本良信先生の新作をご紹介致します。今回は奥高麗を目指して制作された無地唐津になります。大らかで簡素な作りに薄い釉掛けが施してあり、無作為の中に雅味溢れる酒呑です。ざっくりとしていますがキメの細かな土をじっくりと焼き締めてあり、薄めに流し掛けられた釉薬による貫入もあってよく育ちそうです。&nb... More
2014-09-22 森本良信先生の新作が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。9月も下旬となり、やっと朝夕は涼しさを感じれるようになって参りました。そんな9月の窯出しラッシュの中から、本日は森本良信先生の「注壷」シリーズをご紹介します。注壷とは「チュウコ」と読みますが、そのまま台付き壷に口の付いた造形となっており、壷故に立体造形として見ても非常に見応えがある器となっております。特に斜め上からの景色... More
2014-09-18 細川敬弘さんの作品が入荷しました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。連休期間中はたくさんのお客様にご来店頂き誠にありがとうございました。備前を長く見つめられている方の深く鋭い洞察や、備前を愛してやまない方の貴重のご意見を賜ることが出来ました。皆様本当にありがとうございました!連休期間を前後して窯出しも多く、作品もたくさん入荷いたしました。今日からは入荷したての作品をご紹介できれば、と思い... More
2014-09-10 備前CARAVAN in USA 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。先日、藤田 祥先生が約1ヶ月間滞在されていたアメリカから帰国されました。アメリカ在住の陶芸に携わる方々とのメールなどでの交流を通じて、アイオワ州シーダーラピッズに築かれている窯にて、備前焼の窯詰めと窯焚きの方法を是非指導して欲しいという依頼で渡米されていました。藤田先生は約1ヶ月... More
2014-09-08 森本良信先生の角皿 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。先日、お客様より嬉しいメールを頂戴しました。お買い上げ頂いた森本良信先生の角皿を早速ご使用頂き楽しんで頂けたそうです。大きすぎず小さすぎずの程良いサイズの皿で、色々なお料理を盛り付けてみたくなる作品だと思います。最近は食器に拘るお客様がだんだんと増えてきているように感じております。その風潮を感じながら現代作家さん達は趣向... More
2014-09-04 秋谷昌央先生の新作のご紹介3 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日も秋谷昌央先生の窯出しされたばかりの新作をご紹介したいと思います。今日は焼酎杯や湯呑など多目的に使用できるフリーカップをご紹介します。お洒落ですがクセの無いデザインでプレゼントにも最適ですよ。 口縁が大きく広がっており、小型の鉢のようでもあります。 以下は中央の作品の詳細画像です。 &n... More
2014-09-02 秋谷昌央先生の新作のご紹介2 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日は秋谷先生の新作徳利の中から、白と青のガラス質になった窯変が美しい徳利ニ本をご紹介致します。ガラス窯変と勝手に命名していますがとても不思議な窯変です。層になっていったり胡麻の流れに逆らっていきなり発生したり。詳細画像からその謎を追っていきましょう。 写真左の黒徳利は向かって右側面が青いガラス質に覆われていま... More
2014-09-01 秋谷昌央先生の新作のご紹介1 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日からは秋谷先生の窯出しされたばかりの新作をご紹介したいと思います。秋谷先生は十年間の長きに渡って、縁の下の力持ちとして淳先生を支えて来られました。その十年間の技術と経験が作品制作に活かされており、とてもよく焼けた黒作品が窯出しの際には並んでいます。今回はそんな見事な黒作品の中からおすすめの黒碗(フリーカップ)をご紹介... More
2014-08-31 秋谷昌央先生の窯出しがありました 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。先日秋谷昌央先生の窯出しがあり、伺って参りました。今回は当初の予定よりもやや遅れての窯出しとなり、逸る気持ちを抑えて久し振りの秋谷作品に会えるのを楽しみ待っておりました。久し振りの窯出しで拝見した作品は待った甲斐がある見事な窯変が出ておりました。引き出し黒の色艶も冴えており、全身を包む自然釉が見事な変化を見せてくれます。... More
2014-08-30 生誕100年特別企画 中村六郎H氏コレクション8 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日は生誕100年特別企画 中村六郎H氏コレクション展のラストを飾る、素晴らしい窯変の出た扁壷徳利をご紹介したいと思います。前回のテーマでは「守破離」の中の「破」をテーマとして、名人が晩年独自の境地を花開かせる前の、芽吹きが感じられる作品となっております。 金重陶陽先生を始めとする金重一門伝統の扁壷徳利の造形に... More
2014-08-27 生誕100年特別企画 中村六郎H氏コレクション7 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日は昨日に引き続き、さり気ない土味の中に土の生命力の発現が見られる徳利です。一見するとまるで金重一門のような素晴らしい紫蘇色が出ています。陶陽先生に窯焚きを褒められた、自作の酒呑を差し出せば叱られた、などなど六郎先生もまた金重一門に縁の深い方です。郷里に名を轟かす名工である金重陶陽先生に憧れ、その背中に追い付きたいと弛... More
2014-08-26 生誕100年特別企画 中村六郎H氏コレクション6 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日は徳利第二弾ということで三角徳利をご紹介したいと思います。窯変やカセ窯変のような強烈なインパクトは無いものの、ねっとりとした土味という備前の醍醐味を楽しめる作品になっています。 このしっとりとした土味は、使い続けるうちにお酒で更に磨きがかかりそうです。 胡麻なども使用するうちに滑らかになってきます... More
2014-08-25 生誕100年特別企画 中村六郎H氏コレクション5 皆さんこんにちは、如何お過ごしでしょうか。今日からは中村六郎先生の徳利をご紹介していきたいと思います。本日の第一弾は珍しい緋襷の瓢徳利です。 下膨れの袋のような独特の造形は流石です。濃い緋襷が全面に出ておりとても美しいです。 裏面の緋襷はやや少なめになっておりメリハリがあります。 六郎先生の瓢の特徴である糸巻きのようになった首。首の... More