味わい深きは暫時愛用の酒呑なり5

皆さんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。

さて本日はご好評いただいております「暫時愛用シリーズ」第5弾ということで、

秋谷昌央先生の愛用の作品を拝見させていただきました。

タイトルは「酒呑」となっておりますが、今回は愛用の皿2点を見せていただきました。

こちらは九谷焼の名門「須田菁華窯」の皿です。

陶芸家として独立するより以前、秋谷先生が20代の頃に購入されたそうです。

陶芸に興味を持ち始めていた頃で、石川旅行の際に窯元へ立ち寄って購入されたそうです。

須田菁華先生と言えば初代は魯山人先生にも多大な影響を与えた方ですが、

シンプルながらも今見てもお洒落だと感じる絵付けは流石ですね。

そして2点目はご自身で制作された練り込みの角皿です。

伊部にある秋谷昌央先生の工房の近くには平池という大きな池があり、

そこで採取された黄色い粘土を使用して作られたそうです。

練り込み作品に着手していくきっかけとなった思い出の作品で、長い間愛用されているそうです。

同じ平池の粘土を使用した練り込みの丸皿も入荷しましたので、

また当店HP上にてご紹介出来ればと考えております。

どちらの作品も「使いやすさと面白さを両立した作品」というテーマで活動されている秋谷先生らしいですね。

[ 味わい深きは暫時愛用の酒呑なり5 ]企画2021/04/24 13:21