新作入荷情報や巨匠の名品のご紹介など随時お知らせしていきます。
金重陶陽 備前緋襷鶏香合 道明識箱
陶陽先生の貪欲なまでの細部への拘りを持って作られた作品で、鶏冠の小さな粒まで忠実に再現しており今にも風にヒラヒラと揺れそうです。
細工のことをヘラ仕事と呼びますが、まさにその名に恥じぬ見事な仕上げとなっています。
薄く緻密でそれでいてバランスの整った羽の仕上がりはまさに神の域と言っても過言ではないでしょう。
現代よりも数十年昔に機械の力を頼ることなく、あくまでも人の手による陶技にて驚くべき完成度を誇っています。
この香合の緻密な造形を見ていると、その美しい羽毛の向こうに名工と呼ばれた一人の男の恐ろしいまでの執念と集中力が見えてくるかのようです。
径9.0cm×径3.4cm×高さ5.6cm SOLD OUT
お問い合わせ下さいませ