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金重晃介 備前扁壷徳利 共箱
金重の灰被りの集大成とでも言うべき、極上の窯変を纏った徳利です。
灰被りが白く変化するまで高温で激しく焼き込まれており、その表面には大量の灰が汗をかくように集まり、淡いグリーンの結晶となっています。
クッキリと美しい隈取りの出た抜けは、ほんのりとした赤みが差しており、灰被りと絶妙の対比を成しております。
陶陽先生から受け継がれた櫛目入りの扁壷型の造形は洗練された造形美を見せながらも手に取り易く、金重らしい備前の奥深さを感じる事が出来ます。
味わい深いうねりを見せる口造りは見た目にもバランスが良く、晃介先生の造形感覚の鋭さが伺え、また胴の広がりや全体の大きさなども破綻した所がなく、見てよし使ってよしの美人な徳利です。
口縁３．６cm×胴径１１．２cm×胴径１０．６cm×高さ１１．２cm 容量 約３６０㏄ SOLD OUT
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