<< 戻る | 買い物かごを見る |
松井與之 作 「備前藍彩酒呑」
(商品No. 3950)
30,000 円(税込)
売約済
お支払・配送についてはこちら
■作品の特徴
陶芸センターの講師として後進の指導もされた松井與之先生の前作の備前藍彩酒呑です。土そのものにコバルトを混ぜ込み発色させた為、胡麻の色合いから肌の照りまですべてが藍の影響を受け特殊なものへ変化しています。地肌部分では藍というよりも藍を煮詰めて黒に近づけたような色になっており、そこへ光沢の強い藍色の窯変が合わさり何とも美しいです。古陶磁のそろばん壺のような一風変わった造形も目を引きます。
■作品の概容
共箱(四方桟)
径6.7cm×径6.8cm×高さ5.3cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2016-02-03
■作者(松井與之)について
松井與之先生は、1949年に国立京都陶磁器研究所に入り陶芸全般を学ばれました。熊本県工業試験場に5年間勤めた後、再び京都に戻り、日展審査員の清水焼作家 森野嘉光氏に師事しました。修業中の1960年、当時の岡山県知事 三木行治氏に招かれ、岡山県工業試験場陶磁器指導所に。若手作家の育成に力を注ぎ、1978年に所長の職を辞して独立されました。
焼成は自然釉と紫蘇色を基調にしています。また、2種類の土を練り合わせて挽き上げる「練上」や、金彩、銀彩、藍彩など京焼作家の経験を元に独特の技法を駆使した鮮やかな備前焼を手掛けています。
1969年 日本工芸会正会員。1996年に岡山県重要無形文化財保持者に認定。1997年には備前焼パリ展に出品。受賞歴・・・金重陶陽賞、岡山県文化賞・同文化奨励賞、山陽新聞社賞など多数/県展審査委員
関連商品