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金重道明 作 「伊部酒呑」
(商品No. 3999)
85,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
金重陶陽先生の長男として生まれ、伝統の中に独自のセンスを盛り込んだ作風で万人を魅了した、金重道明先生の伊部酒呑です。道明先生の中期頃の作品で、ゆったりとしていますが緩急はしっかりつけた造りが特徴の酒呑です。外へはしっかり内へは緩やかに削り込まれた高台の意匠も、道明備前のリズムがとてもよく表現されています。全体的にカラッとしたマットな上がりで、触るととてもしっとりとして気持ちが良いです。徳利などの首に被せて焼かれているようで、高台に乾いた黄胡麻が、見込みに渋い緋襷が出ています。(少し使用感があります、予めご了承下さい)
■作品の概容
共箱(二方桟)
径6.5cm×径6.3cm×高さ5.4cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2016-03-07
■作者(金重道明)について
金重道明先生(1934年~1995年)は人間国宝 金重陶陽先生の長男として伊部に生まれました。1955年、金沢美術大学工芸科を卒業。父、陶陽先生に師事して陶芸家となられました。1957年から朝日現代陶芸展に連続3回入選。日展にも入選、1960年にはアメリカ各地を陶芸視察されました。1969年、日本工芸会正会員となり、1970年に金重陶陽賞を受賞されました。1973年、一水会陶芸部委員に推挙され、1980年、日本陶磁協会賞を受賞して、1990年、晴れて岡山県重要無形文化財に認定されました。茶陶を得意とし、幾何学的な造形の鉢なども手掛けられています。海外の展覧会にも出品されていました。
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