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藤原 建 作 「備前ぐい呑」
(商品No. 4211)
48,000 円(税込)
売約済
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■作品の特徴
豪放と緻密さを併せ持つ色褪せない名工 藤原 建先生の備前ぐい呑です。備前焼の基本中の基本と言っても過言ではない胡麻と桟切ですが、建先生らしい丁寧な窯焚きによって簡素ながらも味わい深い景色としています。やや照りの出た土味に同じく光沢のある胡麻や桟切が乗り、触れるとそのまま蕩けてしまいそうな程の素晴らしい味わいを見せています。師である金重陶陽先生より受け継いだ備前の真髄を披露しつつ、親しみやすく手に取りやすい作品に仕上げています。(写真2の口縁部に桟切による小さなホツがあります、またやや使用感が有りますので予めご了承下さい)
■作品の概容
共箱(二方桟)
径7.3cm×径7.3cm×高さ5.0cm
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2016-08-12
■作者(藤原 建)について
藤原 建先生(1924〜1977年)は、1946年、叔父の藤原 啓先生のもとで陶芸を始められ、金重陶陽先生、金重素山先生にも師事されました。その後、鎌倉の北大路魯山人先生のもとで、食器の製作技術を学ばれ、1956年、独立して築窯されました。以後各種展覧会に連続入選をされています。1970年、近代的耐火レンガを使用して備前大窯を考案、築窯されました。1973年に県指定重要無形文化財保持者となりました。また勲五等瑞宝章を受章されました。次代を背負う備前の指導者として期待されていましたが、53才の若さでこの世を去られました。
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