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金重晃介 作 「備前扁壺徳利」
(商品No. 4210)
100,000 円(税込)
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■作品の特徴
父に偉大なる備前焼中興の祖、人間国宝 金重陶陽先生を持つ金重一門のリーダー、金重晃介先生の前作の備前徳利です。1990年の陶歴書が入っており、その当時の作品であると思われます。現在でも定番の造形として作り続けられている扁壺型の徳利で、現在のものと比較してやや低く構えた造形に縦の櫛目が入れられています。晃介先生らしい深緑色のカセ胡麻は途切れること無く全身を覆っており、大森林の奥に眠る枯木の肌を想起させます。土味には柔らかな橙色が差しており、緑との対比がとても味わいがあり使うのが楽しそうです。(汚れや使用感などはほとんど感じられませんが、前作ですので予めご了承下さい)
■作品の概容
共箱(四方桟)
口縁3.6cm×胴径10.5cm×胴径9.5cm×高さ10.7cm 容量 約320cc
■作品画像
※お客様のお使いのパソコン、使用時の環境等で写真と実物が若干異なる場合がございます。予めご了承下さいませ。
公開日時:2016-08-11
■作者(金重晃介)について
金重晃介先生は人間国宝 金重陶陽先生の三男です。1968年に東京芸術大学彫刻科を卒業。1970年、同大学院彫刻科を修了しました。1975年から陶芸作品を発表し始め、東海大学教養学部講師等を経て1977年に帰郷しました。1982年に登窯を築いています。オブジェ、茶器、花器、食器、酒器などを製作しています。1991年、岡山県安田火災ビルの陶壁「光と風と」を製作。1994年には日本陶磁会賞を受賞されています。1997年に備前焼パリ展に出品。東京・大阪など各地で個展を開いています。2012年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定されました。
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